ファンタスティックで、ビザールで、ギラついてる アレハンドロ・ホドロフスキー ファンタスティックで、ビザールで、ギラついてる アレハンドロ・ホドロフスキー
DEADLOCK DEADLOCK
監督 ローラント・クリック 音楽 カン マリオ・アドルフ アンソニー・ドーソン マクロヴァルト・ボーム マーシャ・ラベン 監督 ローラント・クリック 音楽 カン マリオ・アドルフ アンソニー・ドーソン マクロヴァルト・ボーム マーシャ・ラベン

5/15(土)新宿K’s cinemaほか
全国順次ロードショー

全国共通特別鑑賞券1,300円(税込)劇場窓口で販売中!
(当日一般1,800円の処)

About the movie

監督 ローラント・クリック 音楽 カン マリオ・アドルフ アンソニー・ドーソン マクロヴァルト・ボーム マーシャ・ラベン
アメリカのどこか・・・砂漠の中の寒村で、100万ドルの札束を奪い合う男たち、白日の下に乳房をさらけ出す狂女、口をきけない美少女、謎の行商人と非情な鉄道員・・・。登場人物わずか7人が灼熱の荒野に繰り広げる非情の饗宴。

いわくつきのカンヌ映画祭

撮影は第4次中東戦争前夜、イスラエル軍とヨルダン軍がにらみ合う中東ネゲヴ砂漠で行われた。1970年のカンヌ映画祭に招待されるも、当時勃興していたニュー・ジャーマン・シネマを貶めるものとしてドイツ国内から出品を反対されコンペ外の特別上映、しかも雨の日で少数の観客での上映になったといういわくつき。ドイツ国内での興行は成功し、71年のドイツ映画賞(ドイツ・アカデミー賞)長編作品賞も受賞。

監督ローラント・クリック

長編映画2作目の本作が評価されてハリウッド映画やマカロニ・ウエスタンの監督に推されるもすべて拒絶、ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』のドイツ語版を製作後、ジャンキー総出演で『クリスチーネF』を撮ろうとしてクビになり、ドラッグ中毒全盛期デニス・ホッパーと『ホワイト・スター<未>』を撮って再びドイツ映画賞長編作品賞を受賞したドイツ映画界孤高の鬼才。スピルバーグ、ホドロフスキー、タランティーノといった有名監督たちが、クリック監督と本作の自由さと大胆さへのリスペクトと影響を表明している。
出演は『ブリキの太鼓』のマリオ・アドルフ、『007/ドクター・ノオ』のアンソニー・ドーソン、『聖なるパン助に注意』などファスビンダー作品で活躍したマルクヴァルト・ボーム、同じくファスビンダーの名作SF『あやつり糸の世界』のマーシャ・ラベン。

音楽はダモ鈴木のカン

音楽は、20歳の日本人ダモ鈴木がヴォーカルとしてミュンヘンの路上でスカウトされたばかりのCAN(カン)。クラウトロック(ジャーマンロック)の最も先鋭的な存在として、セックス・ピストルズのジョニー・ロットンからレディオヘッド、カニエ・ウエストまで半世紀にわたり広範な影響を与え続ける伝説的なロックグループの黄金期スタート地点での録音。

Story

閉鎖された鉱山デッドロックの監督官ダム(マリオ・アドルフ)は、荒野で行き倒れになっていた男と大金が入ったジュラルミンケースをみつける。謎の若い男キッド(マルクヴァルト・ボーム)を殺しきれなかったダムは、彼を介抱してやる。デッドロックには、元娼婦のコリンナ(ベティ・シーガル)、その娘と思われる口のきけない美少女ジェシー(マーシャ・ラベン)がいて、キッドは異様な緊張感の中で身体を癒していく。数日後、キッドの仲間である死神のような非情な殺し屋サンシャイン(アンソニー・ドーソン)が村にやってきて、ダムをいびりまくって金を奪う。サンシャインは単身逃げようとするが、キッドとジェシーが罠を仕掛けていた……。

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Cast

  • マリオ・アドルフチャールズ・ダム(ネズミ)

    MARID ADORF

    (1930年9月8日~)
    スイスのチューリッヒでイタリア人医師の父、ドイツ人母のもとに生まれる。ミュンヘンで演劇を学んだ後、西ドイツ製戦争映画『08/15』シリーズ(54-56)に出演して映画界入り、立派な口ひげをトレードマークに、ドイツ映画のみならず日仏合作『スパイ・ゾルゲ/真珠湾前夜』(61)、サム・ペキンパーの『ダンディー少佐』(65)など国際的に活躍した。近年も児童向けドイツ映画『ピノキオ』(2013)に主演するなど現役で活躍中。
    その他の主な出演作に『アパッチ』(63)、『国境は燃えている』(65)、『ナポリと女と泥棒たち』(66)、『暁のガンマン』(67)、『歓びの毒牙』『荒野の大活劇』『スペシャリスト』(69)、『黒い警察』(71)、『ブリキの太鼓』(79)、『皆殺しハンター』(71)、『悲愁』(79)、『モモ』(83)、『フランチェスコ』(89)など。

    マリオ・アドルフ マリオ・アドルフ
  • アンソニー・ドーソンサンシャイン(年長の殺し屋))

    ANTHONY DAWSON

    (1916年10月18日~1992年1月8日)
    猛禽類を思わせるいかにも悪役風なルックスで1950年代からイギリス映画で活躍したバイプレイヤー。スコットランド・エディンバラ生れで母親はドイツ系。アルフレッド・ヒッチコック監督の『ダイヤルMを廻せ!』(54)ではヒロインのグレース・ケリー、『007は殺しの番号』(『007/ドクター・ノオ』)(62)ではジェームズ・ボンドを殺そうとする(が逆に殺される)男を演じて強烈な印象を残した。テレンス・ヤング監督のお気に入りで『007/ロシアより愛をこめて』、『007/サンダーボール作戦』では一度も顔が映らない敵のボス「ブロフェルド」を演じ、『トリプルクロス』(66)、『残虐の掟』(67)、『レッド・サン』(71)、『バラキ』(72)、『インチョン!<未>』(81)などにも出演した。
    その他の出演作に『吸血狼男』(61)、『新・夕陽のガンマン/復讐の旅 』『ドクター・コネリー/キッドブラザー作戦』『アルデンヌの戦い』(67)、『暁のガンマン』(68)、『ネレトバの戦い』(69)などがある。

    アンソニー・ドーソン アンソニー・ドーソン
  • マルクヴァルト・ボームキッド(若い殺し屋)

    MARQUARD BOHM

    (1941年6月27日~2006年2月3日)
    ドイツ・ハンブルグ生れ。ルドルフ・トーメやライナー・ヴェルナー・ファスビンダー作品で活躍したニュー・ジャーマン・シネマを代表する俳優のひとり。その特徴ある風貌から「ドイツのジャン=ポール・ベルモンド」と呼ばれたことも。主な出演作に、『聖なるパン助に注意』(70)、『不安は魂を食いつくす』(74)、『自由の代償』(75)、『さすらい』『悪魔のやから』(76)、『ベルリン・アレクサンダー広場』(80)など。兄ハルク・ボームも監督・俳優・脚本家として知られる。

    マルクヴァルト・ボーム マルクヴァルト・ボーム
  • マーシャ・ラベンジェシー(小娘)

    MASCHA RABBEN

    (1949年6月27日~2006年2月3日)
    ドイツ・ハンブルグ生れ。ファッション雑誌のモデルから女優にスカウトされ、『デッドロック』、『女子学生(秘)レポート』(70)、『天使たちの喘ぎ<V>』(72)のほか、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの『あやつり糸の世界』(73)でファム・ファタール的なヒロイン・ヱヴァを演じた。ヘルマ・サンダース=ブラームスやヴェルナー・シュレーター作品で主役を演じるが、インド旅行をきっかけにあっさり女優業を引退。バグワン・シュリ・ラジニーシに師事してセラピスト・翻訳家となり、近年は映画脚本にも参加していた。

    マーシャ・ラベン マーシャ・ラベン

Staff

  • 製作・監督・脚本

    ローラント・クリック

    ROLAND KLICK

    (1939年7月4日~)
    1939年7月4日西ドイツ・バイエルン州ホーフに生まれる。父親は医者、祖父は鉄道技師だった。14歳で映画監督になると宣言するも結核に罹患しサナトリウムで1年半療養する。ドイツには映画学校はなかったのでミュンヘンで文学と演劇を学びながら、映画館へ入りびたり、ミケランジェロ・アントニオーニの『夜』(61)は12回観た。ヒッチハイクで世界を半周したあと、64年にオットー・ザンダー主演で故郷の町を舞台にした短編『LUDWIG』を撮る。翌年には短編映画を製作、66年にはカメラのロベルト・ファン・アケレンと組んで中編『JIMMY ORPHEUS』を撮り、翌年テレビ放映される。実際の事件をもとにしたサバーバンなサイコ・ミステリー『BUBCHEN』(68)が好評でジャーマン・シネマのホープと目されるが、交通事故で妻を失い、失意の中でイスラエルを旅して着想を得た『デッドロック』がカンヌ映画祭に招待され、ドイツ映画賞長編作品賞となる。マカロニ・ウエスタンやアメリカ映画の監督依頼を受けるが、すべて断った。1974年には、刑務所帰りのストリートキッドを主役に起用して、エヴァ・マッテス(『シュトロツェクの不思議な旅』など)と共演させた『SUPERMARKT』でドイツ映画賞監督賞を受賞(音楽はロック・バンド「ルシファーズ・フレンド」のペーター・ヘスライン)。79年のTVドキュメンタリー『DERBY-FIEBER USA』でもドイツ映画賞を受賞、ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』のドイツ語バージョンを製作する。ところが、大物プロデューサーのベルント・アイヒンガーと組んで映画化を進めていた『クリスチーネ・F』(81)は、本物のジャンキーを出演させようとしてアイヒンガーと大ゲンカになり撮影開始2週間前に降板する。次いで、破天荒な音楽プロデューサーをデニス・ホッパーが演じる『WHITE STAR<未>』を81年に撮るが完成までに2年かかり、アメリカではロジャー・コーマンが短縮再編集して『LET IT ROCK』としてビデオ発売されてしまうが、ドイツでは好評で84年ドイツ映画賞長編作品賞を受賞する。その後コメディ映画を撮るがまともに公開されず、92年に偽名でテレビのコメディドラマを10本監督したのを最後に映像制作から離れ、劇作や映画学校で教鞭を取るようになり、ほとんどアイルランドで暮らしていた。
    97年にテレビ・ドキュメンタリーが放映され、2008年にベルリンの映画館で回顧上映が開催されるなど再評価が進み、2013年にはドキュメンタリー映画『ローラント・クリック:心は飢えた狩人<未>』が製作された。

  • 撮影

    ロベルト・ファン・アケレン

    ROBERT VAN ACKEREN

    (1946年12月22日~)
    西ベルリン生まれ。ベルリン光学写真技術学校で学びながら自主映画を作りはじめ、ローラント・クリック、ヴェルナー・シュレーターらの作品でカメラマンを務める。監督作に『天使たちの喘ぎ』(72)、『別れの朝』(83)、『嫉妬』(88)などがある。

  • 音楽

    カン

    CAN

    1968年に西ドイツ・ケルンで結成された前衛的なロック・バンド。イルミン・シュミット(キーボード、シンセサイザー)、ホルガー・シューカイ(ベース)、ミヒャエル・カローリ(ギター、ヴァイオリン)、ヤキ・リーベツァイト(ドラムス)を中心に、ロック、現代音楽、民族音楽、フリージャズなどが合体した画期的なサウンドで、ドイツを代表するサイケデリック&プログレッシヴ・ロックバンド、あるいは早すぎたパンク・ロックとも評される。1970年、初代ヴォーカリストのマルコム・ムーニーが精神衰弱で脱退すると、ミュンヘンの路上で大道芸をしていた日本人ヒッピー、ダモ鈴木をヴォーカリストにスカウトし(73年に脱退)、黄金期を迎える。セックスピストルズのジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)からレディオヘッド、カニエ・ウエストに至るまで半世紀にわたり多大な影響を及ぼし続けている。 イエジー・スコリモフスキ監督の映画『早春』(70)や本作の音楽など彼らが作った映画音楽ばかりを収録したアルバム『サウンドトラックス』を1970年に発表している。

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Theater

都道府県 劇場名 公開日
北海道・東北
北海道 サツゲキ 上映終了
岩手 盛岡ルミエール 上映終了
宮城 チネ・ラヴィータ 上映終了
関東
東京 K's cinema 上映終了
神奈川 横浜シネマリン 上映終了
埼玉 川越スカラ座 上映終了
栃木 宇都宮ヒカリ座 上映終了
栃木 小山シネマロブレ 上映終了
中部
静岡 静岡シネ・ギャラリー 上映終了
静岡 ジョイランドシネマみしま 上映終了
愛知 センチュリーシネマ 上映終了
愛知 刈谷日劇 上映終了
石川 シネモンド 上映終了
近畿
大阪 シネ・リーブル梅田 上映終了
京都 アップリンク京都 上映終了
京都 出町座 10/1(金)~
兵庫 元町映画館 上映終了
中国・四国
岡山 岡山メルパ 上映終了
広島 横川シネマ 上映終了
愛媛 シネマルナティック 上映終了
九州・沖縄
福岡 KBCシネマ 上映終了
大分 シネマ5 上映終了
熊本 Denkikan 上映終了
沖縄 桜坂劇場 上映終了